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※このウェブページは中学校理科3年の学習内容です。<3年p.266>

資料 国によって変わる時刻

 1日や1時間という時間の単位は,もともと,太陽の日周運動をもとに決めていました。太陽が南中してから翌日再び南中するまでの時間を1日とし,その24分の1を1時間としたのです❶。

 地球は西から東へ自転しているので,東の方にある地点ほど太陽の南中する時刻が早くなります。
太陽が南中する時刻をその地点の正午とすると,たとえば東京と沖縄とでは時刻がずれてしまいます。そこで,日本では,東経135°の子午線が通る地点での時刻を,日本の「標準時」としています。

 世界のどの国でも,一般に経度が15°の倍数となる地点でその国の標準時を決めていて,国と国との標準時のちがい(時差)は1時間単位となっています(図(a))。

(a)時差の考え方

経度0°は,グリニッジ旧天文台があった場所と決められている。

(b)グリニッジ旧天文台(イギリス)

❶ 現在は「原子時計」を基準にして,時間がより正確に決められている。

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