※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.206>
基本操作 理科室の使い方
●先生の注意や指示をよく聞きましょう。
●走ったり,ふざけたりしてはいけません。
●机の上には,必要なものだけを出しておきます。
●協力して探究を進めます。
●器具を壊してしまったり,壊れた器具を見つけたりしたときは,すぐに先生に報告します。
●髪が長い場合,うしろで結ぶなどして,じゃまにならないようにします。
●衣服(袖やネクタイなど)がじゃまにならないようにします。
●履き物をきちんと履き,動きやすいようにします。
●先生の指示にしたがって行動します。
●普段から地震が起こったときの行動を想像して,心がまえをつくっておきます。実際に地震が起こったときは身の安全の確保を最優先にします。
●地震が発生した直後
・火を使っているときは火を消します。ただし,無理に消しに行きません。
・火や薬品などから離れます。
・余裕があれば,ドア付近にいる人は,ドアを開け出口を確保します。ただし,無理はしません。
・ガラスが割れたり中のものが飛び出しそうな棚などから離れ,かばんや衣類で頭をおおうなどして,落下物から身を守ります。
●ゆれがおさまったあと
・火を使っているときは火を消し,ガスの元せんをしめます。
・ガラスの破片や危険な薬品などに注意して,先生の指示にしたがって避難します。有毒な気体が発生しているおそれがある場合は,ハンカチなどで鼻や口をおおいます。
※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.207>
基本操作 薬品の取りあつかい
薬品の性質を調べるときは,むやみに手でさわったり,なめたり,においをかいだりしないようにし,安全に十分注意しましょう。
もしものときは右図のように対処して,先生へすぐに知らせましょう。
※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.208>
基本操作 スケッチのしかた
●生物の特徴をスケッチに残そう。
① 鉛筆をよくけずり,細い線や点ではっきりとかく。
② 対象とするものを正確にかく。背景やルーペの視野を示す丸いふちはかかない。
③ 動きやにおい,色など,スケッチだけでは表せないことは,言葉で記録する。
美術の絵のかき方とはちがうことに気をつけましょう。はっきりとした線でかきます。
いちいちスケッチするより,写真にとっておくだけの方が楽じゃないですか?
スケッチには,必要な特徴だけをほかの人にわかりやすく伝えるという目的があります。写真だと多くの情報があって,何も知らない人は,どこを見てよいかわかりません。写真とスケッチの両方あるとよいですね。
※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.209>
基本操作 双眼実体顕微鏡の使い方
双眼実体顕微鏡は倍率が20〜40倍で,ルーペで見るには小さすぎる試料の観察に適している。また,2つの接眼レンズと対物レンズをもつので,両目で立体的に観察できる。
注意!! 持ち運ぶときは両手でしっかりと持つ。
ポイント
ステージは取り外しができ,片面は黒く,もう一方の面が白い。試料が見やすい面を使う。
※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.210>
基本操作 (透過型)顕微鏡の使い方
一般的な顕微鏡では600倍くらいまで拡大できる。プレパラートを作成することで,試料の細かなつくりを観察できる。
●透過型顕微鏡の倍率
接眼レンズの倍率と対物レンズの倍率をかけ合わせた値が顕微鏡の倍率になる。たとえば,接眼レンズの表示が「10 ×」で,対物レンズが「4 ×」であれば,顕微鏡の倍率は10 × 4で40 倍である。
※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.212>
基本操作 ガスバーナーの使い方
注意!! 火を消した直後は,ガスバーナーの口の付近は熱くなっているので,さわらないよう注意する。
※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.214>
基本操作 グラフのかき方
③ グラフが曲線か直線かを決める
測定値を折れ線でつなぎません。これは測定値の誤差を考えてのことであり,また,自然現象はなめらかに変化する場合が多いため,それも意識しています。
測定値をどのような線で結ぶと適切かは,本来は数学的な手法によって決めることができます。ただし,中学校で学ぶ範囲では,見た目で大まかに判断しています。
※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.215>