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基本操作 実験に使う主な道具
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基本操作 実験器具の操作
液体の薬品の取り方
固体の薬品の取り方
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基本操作 理科室の使い方
●先生の注意や指示をよく聞きましょう。
●走ったり,ふざけたりしてはいけません。
●机の上には,必要なものだけを出しておきます。
●協力して探究を進めます。
●器具を壊してしまったり,壊れた器具を見つけたりしたときは,すぐに先生に報告します。
●髪が長い場合,うしろで結ぶなどして,じゃまにならないようにします。
●衣服(袖やネクタイなど)がじゃまにならないようにします。
●履き物をきちんと履き,動きやすいようにします。
●目的を理解しましょう。
●手順を話し合い,たがいに分担して準備しましょう。
●器具を大切にあつかい,運ぶときは慎重に両手で持ちましょう。器具はみんなのものです。
●気づいたことをメモしましょう。
●薬品や火をあつかうときは立って活動をしましょう。
●内容によっては,保護めがねや軍手などをつけましょう。
●気体を発生させる場合は,換気を行いましょう。
●器具や机を雑巾を使ってきれいにしましょう。
●器具はもとの場所にもどしましょう。
●水道のせんやガスの元せんが閉まっていることを確認しましょう。
●先生の指示にしたがって行動します。
●普段から地震が起こったときの行動を想像して,心がまえをつくっておきます。実際に地震が起こったときは身の安全の確保を最優先にします。
●地震が発生した直後
・火を使っているときは火を消します。ただし,無理に消しに行きません。
・火や薬品などから離れます。
・余裕があれば,ドア付近にいる人は,ドアを開け出口を確保します。ただし,無理はしません。
・ガラスが割れたり中のものが飛び出しそうな棚などから離れ,かばんや衣類で頭をおおうなどして,落下物から身を守ります。
●ゆれがおさまったあと
・火を使っているときは火を消し,ガスの元せんをしめます。
・ガラスの破片や危険な薬品などに注意して,先生の指示にしたがって避難します。有毒な気体が発生しているおそれがある場合は,ハンカチなどで鼻や口をおおいます。
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基本操作 薬品の取りあつかい
注意 エタノールなどの燃えやすい薬品を使用するときは,火気を遠ざける。
注意 先生の指示にしたがって,定まった場所に捨てる。
薬品の性質を調べるときは,むやみに手でさわったり,なめたり,においをかいだりしないようにし,安全に十分注意しましょう。
もしものときは右図のように対処して,先生へすぐに知らせましょう。
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基本操作 スケッチのしかた
●生物の特徴をスケッチに残そう。
① 鉛筆をよくけずり,細い線や点ではっきりとかく。
② 対象とするものを正確にかく。背景やルーペの視野を示す丸いふちはかかない。
③ 動きやにおい,色など,スケッチだけでは表せないことは,言葉で記録する。
美術の絵のかき方とはちがうことに気をつけましょう。はっきりとした線でかきます。
いちいちスケッチするより,写真にとっておくだけの方が楽じゃないですか?
スケッチには,必要な特徴だけをほかの人にわかりやすく伝えるという目的があります。写真だと多くの情報があって,何も知らない人は,どこを見てよいかわかりません。写真とスケッチの両方あるとよいですね。
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基本操作 野外調査の注意点
- 野外に出るときは,服装や危険な生物に注意する。服装は,長そで,長ズボン,ぼうしを身に着け,すり傷や虫(カやダニ)などを防ぐ。
- かぶれる植物を知り,さわらないようにする。
- ハチが飛んできても動かずにやりすごす。追いはらおうとしたり,走って逃げたりすると,ハチを刺激して刺される可能性が高まる。
- ヘビを見かけたら,近寄らずに迂回する。害のない種類がほとんどであるが,マムシやハブは特に危険である。
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基本操作 ルーペの使い方
① レンズを目に近づけて固定する。
② 観察するものを前後に動かして,よく見える位置を探す。
観察するものが動かせないときには,顔を前後に移動させます。
注意!! ルーペで太陽を見たり,観察するものを太陽の方にかざしてルーペで見たりしてはいけない。失明の危険がある。
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基本操作 双眼実体顕微鏡の使い方
双眼実体顕微鏡は倍率が20〜40倍で,ルーペで見るには小さすぎる試料の観察に適している。また,2つの接眼レンズと対物レンズをもつので,両目で立体的に観察できる。
注意!! 持ち運ぶときは両手でしっかりと持つ。
ポイント
ステージは取り外しができ,片面は黒く,もう一方の面が白い。試料が見やすい面を使う。
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基本操作 (透過型)顕微鏡の使い方
一般的な顕微鏡では600倍くらいまで拡大できる。プレパラートを作成することで,試料の細かなつくりを観察できる。
注意!! 持ち運ぶときは,片手でアームをしっかり持ち,他方の手で鏡台を下から支えて持つ。
ポイント
レンズがはずれている場合はレンズをはめる。このとき,接眼レンズ,対物レンズの順にはめて,鏡筒の中にごみが入らないようにする。レンズをはずすときは,対物レンズ,接眼レンズの順にする。
注意!! 絶対に反射鏡に直射日光を当ててはいけない。強い光が目に入り,目をいためることがある。
注意!! 必ず横から見ながら行う。対物レンズをプレパラートにぶつけてこわすことがある。
●透過型顕微鏡の倍率
接眼レンズの倍率と対物レンズの倍率をかけ合わせた値が顕微鏡の倍率になる。たとえば,接眼レンズの表示が「10 ×」で,対物レンズが「4 ×」であれば,顕微鏡の倍率は10 × 4で40 倍である。
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基本操作 メスシリンダーの読み方
目的に合った容量のものを用意し,1目盛りの体積を確かめて,目盛りを読む。
※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.211>
基本操作 電子てんびんの使い方
電子てんびんを水平なところに置き,電源を入れる。
① 何ものせないとき,表示板の数値が0.00gになるようにする。
② 皿に薬包紙をのせて,表示板の数値を0.00gにする。
③ はかりたいものを皿にのせて,数値を読みとる。
注意!! 計量範囲をこえるものはのせない。皿を手で押したりしない。
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基本操作 ガスバーナーの使い方
注意!! 火を消した直後は,ガスバーナーの口の付近は熱くなっているので,さわらないよう注意する。
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基本操作 気体の集め方
水に溶けにくい気体
水に溶けやすい気体
空気より密度が大きい
水に溶けやすい気体
空気より密度が小さい
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基本操作 グラフのかき方
① 横軸と縦軸にとる量を決める
・横軸には変化させた量(時間など)をとります。
・縦軸には変化した量(温度など)をとります。
・単位もかきます。
・測定値がすべてグラフにおさまるように,一目盛りの大きさを考えて目盛りをつけます。
② 測定値をはっきり記入する
●や○,×などの印で,はっきり記入します。
③ グラフが曲線か直線かを決める
測定値が曲線の上下に均等にちらばるように,曲線をえがきます。
測定値が線の上下に均等にちらばるように定規を当てて,直線を引きます。原点と最後の点を単に結ばないように気をつけましょう。
測定値を折れ線でつなぎません。これは測定値の誤差を考えてのことであり,また,自然現象はなめらかに変化する場合が多いため,それも意識しています。
測定値をどのような線で結ぶと適切かは,本来は数学的な手法によって決めることができます。ただし,中学校で学ぶ範囲では,見た目で大まかに判断しています。
※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.215>
基本操作 気体の性質の調べ方
注意!! 石灰水を使うときは保護めがねをかける。液が目に入ると危険である。
※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.215>
基本操作 こまごめピペットの使い方
注意!! ピペットの先はガラスがうすく,大変割れやすいので注意する。
注意!! ピペットの先を上に向けない。液体がゴム球に流れこむと,ゴムがいたんでしまう。
注意!! ピペットの先が容器や液面にふれないようにする。
ポイント
ゴム球を軽く押すと,1滴ずつ落とせる。