アメリカのウェストバージニア大学のグループが非破壊的な方法で岩塩を調査したところ,岩塩の中に古代の生物らしき有機物の反応を発見しました。
有機物が発見された岩塩は,少量の液体を閉じ込めたまま結晶となっていました。この液体の中に発見された有機物の大きさ・形状や,紫外線を当てたときの蛍光反応を調べたところ,一部の有機物について原核生物や真核生物の細胞と特徴が一致することが分かりました。サンプルの岩塩の中には8億3000万年前のものもあり,岩塩の中にまだ生きている古代の微生物がいる可能性もあるとのことです。