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【数百年かかるプラスチックの分解を1~数日で可能にする酵素を開発】

ペットボトルに使われているPET(ポリエチレンテレフタラート)は,自然界では分解されるまでに数百年かかると言われています。しかし,今回開発された酵素を使えば,1日~1週間で分解できるとのこと。 開発された「FAST-PETase(ファストペターゼ)」は,もともとPETを分解できる細菌がもっていた酵素で,より分解速度を高めるだろう突然変異を人工的に組み込んでつくられました。また,この酵素は50℃以下の温度でもはたらくことが確認されています。常温ではたらく酵素により,難分解性のプラスチックごみの引き起こすさまざまな問題に新たなアプローチができることが期待されています。

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