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※このウェブページは中学校理科2年の学習内容です。<2年p.33>
理路整然 −智に働けば役に立つ− どうする,まとめるポイント
この探究では,考察のポイント①〜③を考えていくことで,二酸化炭素と水ができるなどの「仮説」が確かめられます。
ただし,①〜③を書くだけでは,「つまり何なのか」が足りないように感じます。このようなときは,「最終的にどのように判断できるか」をまとめてもよいでしょう。考察の●印に示したのは,わかったこと全体をまとめ直すためのポイントです。もとの「課題」である「加熱すると何ができるか」を見直して,「どのように変化してできたか」という観点でまとめようとしています。
レポートが長くなった場合などは,全体をまとめる意味で「結論」という項目を設けることもあります。この教科書では,レポート例に「結論」を設けていませんが,まとめ直すときには有効です。「結論」で,探究の手順,結果,考察などを簡潔に書くと,読み手に内容を簡潔にわかりやすく伝えることができます。
なお,探究のレポートでは,言えること・考えられることを可能な範囲ではっきり伝えるのが原則です。「…と考えられなくもない」「…かもしれない」などと曖昧に表現しないように気をつけます。まずは,「○○(根拠)から,○○と考えられる(考察)。」と表現して練習しましょう。