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※このウェブページは中学校理科2年の学習内容です。<2年p.262>
資料 大気圧を定量的に求める
① 注射器のゴムの部分の直径をはかり,大気圧がかかる部分の面積を,平面の円の面積(A)として求める。
② ピストンにビニルひもをしっかり結ぶ。
③ ピストンを注射器にもどし,いちばん下まで押し下げておく。
④ 一人が注射器をしっかり押さえ,もう一人がビニルひもにばねばかりをかけ,ばねばかりをゆっくり上に引き上げる。ピストンがゆっくりと上がっている状態で,注射器を押さえている人が,ばねばかりの目盛りを読む。
注意!! 力いっぱい引き上げると,ピストンが急にぬけて危険である。ゆっくりとばねばかりを引き上げる。また,ピストンが注射器の上まで達してぬけそうになる前に,注射器を押さえている人が声がけし,引き上げることをやめるようにする。
結果例
面積(A)の異なる注射器で,ばねばかりの値の平均を求めると,いずれも大気圧の値は約10万Paになる。注射器の面積(A)のちがいによって,ばねばかりの値は異なるが,単位面積当たりの大気圧で考えると,一定であることがわかる。