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※このウェブページは中学校理科3年の学習内容です。<3年p.241>
基本操作 天体望遠鏡の使い方
① 昼間,遠方の景色をのぞいて,ファインダーと天体望遠鏡の方向を合わせておく。
② 赤道儀の極軸を北極星の方向に向ける。極軸望遠鏡がついている場合は,その視野の決められた位置に北極星が見えるように赤道儀の向きを調整する。極軸望遠鏡がついていない場合は,まず極軸とファインダーや鏡筒が平行になるようにしてから赤道儀全体の向きを調整してファインダーの中央に北極星が見えるようにする(下図)。
③ ファインダーで観測する天体を探し,低い倍率で視野の中央に入れ,天体望遠鏡の接眼レンズをのぞいてピントを合わせる。次に,高い倍率に変えていく。
天体望遠鏡の倍率の変え方
① 望遠鏡の倍率は,次の式で決まります。
$$ 倍率 = \frac{対物レンズの焦点距離}{接眼レンズの焦点距離} $$
② 対物レンズは交換できないので,接眼レンズを交換して倍率を変えます。
③ 観察する天体を視野に入れるときは,焦点距離の長い接眼レンズを選ぶと倍率が低くなり,視野が広くなり,天体を見つけやすくなります。