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※このウェブページは中学校理科3年の学習内容です。<3年p.264>

発展 第二の地球はいつ見つかるか

 夜空にかがやく星は,太陽と同じような恒星である。太陽系では,太陽(恒星)のまわりを,それぞれ環境の異なる8つの惑星が公転している。では,ほかの恒星も太陽系のように惑星をもっているのだろうか。

 近年,観測技術の発達によって,恒星の中には,複数の惑星(太陽系外惑星)をもち,太陽系と似たようなすがたの恒星もあることがわかってきた。恒星とその周囲をまわる惑星をまとめて「惑星系」という。こうした惑星の中には地球型惑星もたくさんあることがわかっている。太陽系は,銀河系にたくさんある惑星系の1つなのである。

 また,太陽系外惑星の中には,液体の水が存在する可能性がある天体も見つかってきている。

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(想像図)

地球から約150万km離れた場所で,多くの太陽系外惑星を調査している。

系外惑星はこれまでに合計5000個以上発見されているが,ほとんどは間接的な証拠にもとづいていて,実際に撮影されたものはまだ20個ほどしかない。この写真は,直接撮影された系外惑星(地球から約355光年)である。直径は木星より大きく,恒星からの距離は太陽から冥王星よりも遠い。上の4つの写真は,それぞれ異なる赤外線で観測した,1つの同じ系外惑星のすがたである。

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