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※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.30>

多くのシダ植物では,葉の裏に胞子のうの集まりができ,胞子のうの中に胞子がある。

図13 イヌワラビの胞子

多くのコケ植物は,雌株でつくられる胞子でふえる。

図14 ゼニゴケの胞子

 ふえ方による分類

 裸子植物の花のつくりは,被子植物とは異なるが,花粉や胚珠をつくり,受粉すると胚珠がやがて種子になることは共通している。シダ植物やコケ植物は,種子をつくるかという観点で,これらのグループとは異なる。このようにして,植物を分類していくことができる(図16)。

図15 胞子は種子よりずっと小さい

図16 種子植物の分類

このような図を樹形図という。生物を分類するときの一般的な表し方で,大きなグループからだんだん小さなグループに分けるようにしてつくる。

ここでは,まず「種子でふえるか」を観点にして,種子でふえる植物については,「子房があるか」を観点にしています。

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