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※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.41>

3 軟体動物

 イカやタコのからだを観察すると,内臓と,それをおおう外とう膜というつくりが見られる。また,からだには背骨や節はない(図5(a))。二枚貝や巻貝などは,イカやタコとは異なって見えるが,背骨や節がなく,内臓を外とう膜がおおっているという共通点がある(図5(b))。

 このように,イカ,タコ,貝などは共通した特徴をもち,このグループをまとめて軟体動物という。ほとんどの軟体動物は,水中,特に海水中に多くすんでいる。

「外とう」は漢字で「外套」と書き,マントの意味である。貝の場合は,外とう膜の表面をさらに貝殻がおおっている。

図5 軟体動物のからだの特徴

4 そのほかの無脊椎動物

 節足動物や軟体動物のほかにも,無脊椎動物にはたくさんのグループがある。海中をただよっているクラゲ,ウニやヒトデ,ミミズのほか(図6),枝を広げたように見えるサンゴ(p.219)なども無脊椎動物である。

 これらの動物の大部分は,水中,特に海水中に多くすんでいて,からだのしくみも生活のしかたもさまざまである。ただ,ほかの生物がつくり出した養分を食べて生きるという動物としての特徴は共通している。

クラゲ
ミミズ
ウニ
ナマコ
ヒトデ

図6 そのほかの無脊椎動物

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