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※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.92>
方法
準備
水,エタノール,大型試験管,試験管(3),試験管立て,ガラス管,ゴム管,ゴムせん,スタンド,ビーカー,デジタル温度計,加熱器具,蒸発皿,メスシリンダー(2),ピンセット,ろ紙,マッチ,沸とう石,軍手,保護めがね
1.混合物を加熱する
メスシリンダーで水9cm³とエタノール3cm³をはかって混合物をつくり,大型試験管に入れる。
写真のような装置を組み,混合物を弱火で加熱する。
ポイント
温度計の先をガラス管の先にそろえて,出てくる気体の温度をはかる。
注意!! 出てきた気体に火を近づけてはいけない。エタノールは火がつきやすい。
注意!! ゴム管が熱くなっているので,軍手などで持つようにする。
注意!!
ガラス管の先が,たまった液体の中に入らないようにする。
温度計の先をガラス管の先にそろえるのはどうしてですか?
ガラス管の先を,たまった液体から 離しているのはどうしてですか?
ここでは混合物の沸とうする温度を,試験管の口のあたりの気体の温度で代表させて,はかっています。
火をとめると管の中の空気が急に収縮します。このとき,ガラス管の先が液体の中に入っていると,液体を吸い上げます。試験管の中の液体の量によっては,大型試験管の中にまで液体が逆流します。すると,加熱されていたガラスが,逆流してきた液体で急に冷やされて割れることがあるのです。