雨上がりに七色の光の環(わ)が見えると,思わず「虹だ!」と口にしてしまい,なんとなくうれしくなる…。そんな経験はないでしょうか?
ただ,その光の環,実は虹じゃないかも知れません。
虹は,太陽の光が空気中の水滴によって屈折したり,反射したりすることによって,色の異なる光の線が見える現象で,太陽と反対側にできます。雨が降った後によく見られる,アーチ形のものが虹です。ここで重要なのが“太陽と反対側にできる”という点で,太陽と同じ方向に七色の光が見える場合はまったく別の名前がつけられています。また,それらの現象はさらに細かく分類されており,なかには年に1回観測できるかどうかのレアなものも。下記のリンク先にきれいな写真とともに紹介されているので,この機会にぜひ知識を深めてみてください。
(リンクは,いずれも外部サイトに繋がります。公開から時間がたつと繋がらない場合があります)