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※このウェブページは中学校理科2年の学習内容です。<2年p.35>

2 物質の分解

 水から水素と酸素ができたように,1種類の物質から,2種類以上の物質ができる化学変化を【分解】といい,電流によって物質を分解することを【電気分解】という。

 炭酸水素ナトリウムを加熱すると,炭酸ナトリウム,二酸化炭素,水の3種類の物質に分解する。加熱したときに起こる分解を【熱分解】という。

炭酸水素ナトリウムは,重曹ともいう。二酸化炭素を発生させる性質は,料理でホットケーキなどをふくらませる材料として使われる。弱いアルカリ性になる性質は,胃薬やよごれを落とす薬品など,広く利用されている。

図21 炭酸水素ナトリウムの利用例

酸化銀Ag₂Oを加熱すると,気体が発生して,試験管の中には白い物質が残る。白い物質は,薬さじなどでこすると金属光沢が出るなど,金属の性質を示す。一方,発生した気体に火のついた線香を入れると,線香が炎を上げて激しく燃える。

図22 酸化銀の分解

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これも熱分解の一例です。生じた固体の特徴,気体の特徴から,何と何に分解されたと考えられるでしょうか。

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加熱後の固体には,金属の特徴がみられるね。

線香を入れると,炎を上げて激しく燃えた。これは何を表すかな。

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