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※このウェブページは中学校理科2年の学習内容です。<2年p.162>
方法
導線を巻くと,どうして磁界を調べやすくなるのかな?
最終的には1本の導線がどのような磁界をもつか調べたいのですが,1本の導線だとはたらきが弱いのです。導線を巻いてコイルにすると1本の導線が何重にもなるので,はたらきが強くなります。
準備
コイル(エナメル線を20〜30回四角に巻いて束にしたもの),鉄粉,小型容器,ガーゼ,輪ゴム,厚紙の箱,セロハンテープ,磁針,電源装置,抵抗器(電熱線),電流計,スイッチ,新聞紙,クリップつき導線,記録用紙
1.実験の装置をつくる
① 切りこみを入れた厚紙の箱にコイルを差しこみ,切りこみをセロハンテープでふさぐ。
② 鉄粉をまく容器を準備する。
2.磁針で磁界の向きを調べる
① 図のように回路を組み立てる。
② コイルのまわりに磁針を置き,電流を流す。
③ 磁針のN極が指す向きを記録用紙に記録する。
④ 電流の向きを変えて,磁界の向きを調べる。
注意!! コイルや抵抗器が発熱するので,こまめにスイッチを切りながら記録する。