※このウェブページは中学校理科2年の学習内容です。<2年p.195>
準備
乾湿計,気圧計,風向風速計,時計,湿度表,記録用紙
① 観測場所を決めるまわりの建物の影響が少なく,風通しのよい場所にする。
② 気象要素を調べる・ 空を観察し,雲量を見て天気を判断する。・乾湿計で,気温と湿度を測定する。・気圧計で気圧を測定する。・ 風向風速計などを用いて風向と風力を調べる。
気象要素は図1 のように変化した。観測結果のグラフから,1 日の中でも,気温や湿度,気圧は変化していることがわかる。
気象観測の結果から,
気温や湿度が時間とともに変化するように,気圧も変化している。一般に,気圧は晴れのときには高く,雨のときには低い。
湿度の変化は,気温が上がると湿度が下がるというように,気温の変化と逆になる。これは,空気中にふくまれる水蒸気の量が変化しなくても,気温が上昇すると飽和水蒸気量(→p.203)の値が大きくなるためである。
気温は,晴れの日では日の出とともに上がり始め,昼過ぎごろに最高になる。気温が正午を過ぎてから最高になるのは,太陽光によってまず地表があたたまり,その熱が大気へと伝わるためである。
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