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※このウェブページは中学校理科2年の学習内容です。<2年p.231>

 秋の天気

 秋のはじめ,太平洋高気圧の勢力が弱くなると,日本付近は南の暖気と北の寒気の境目になり,【秋雨前線】とよばれる停滞前線ができて,雨の日が多くなる(図18(a))。

 雨の多い時期が過ぎると,秋は春と同じように,移動性高気圧と低気圧が交互にやってきて,晴れの日と雨の日をくり返す。東西に長い移動性高気圧がやってきたときは,晴れの日が長続きすることもある(図18(b))。秋の終わりになると,しだいに冬型の気圧配置が現れるようになる。

東日本では,一般に梅雨よりも秋雨の時期の降水量が多い。

図17 秋雨
⒜ 日本付近に停滞前線(秋雨前線)がかかっている。(10月9日9時)
⒝ 停滞前線が南下し,日本は東西に長い移動性高気圧におおわれている。(10月30日9時)

秋は,春から夏にかけてあたたかくなるときと逆のような天気の変化が起こり,やがて冬の天気に移り変わってゆく。

図18 秋の天気図と雲画像

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