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※このウェブページは中学校理科2年の学習内容です。<2年p.241>
SDGsを意識して脱炭素社会へ 二酸化炭素はワルモノか
秋田県北秋田市にある道の駅「たかのす」には,おとずれた人が楽しめる足湯があります。ここでは木質バイオマス発電を行っており,その熱を利用した足湯なのです。もとのエネルギーを目的のエネルギーに変える効率は22%と高くはないものの,熱の利用を合わせると78%の効率となり,経済や環境面において効率的に木材を活用できます。
宮崎県高千穂町・日之影町では,林業と福祉施設が連携して,地域活性化に取り組んでいます。障害のある人が山の恵みであるきのこや山菜などの栽培を行い,働きがいを得られるしくみです。高齢化による人手不足も補っています。
真庭市は,岡山県でいちばん面積が広く,その8割を山林がしめています。林業や木材産業が盛んなため,林業での間伐や,木材を加工する過程で出る端材などを使用した「木質バイオマス発電」を行っています。現在,80か所以上の公共施設で電力小売事業者を通してエネルギーを利用しています。