Logo
<UDエンジン>

現在,ふりがな・翻訳表示の調整中です。

gkt-horizontal-line

※このウェブページは中学校理科3年の学習内容です。<3年p.72>

 「探究2」で観察できるように,受粉した花粉は❶,めしべの中に花粉管を伸ばす。このとき,精細胞はその中を先端に向かって運ばれていく。精細胞は胚珠に達し,精細胞の核と胚珠の中にある卵細胞の核が合体して,受精卵ができる。

 受精卵はやがて,根のもと(幼根)や子葉などをそなえたつくりになる。このつくりを【胚】という。胚をふくむ胚珠全体は種子になり,やがて発芽する(図7)。動物(→p.69)と同様に植物の場合も,受精卵から個体のからだがつくられていく過程を発生という。

図7 被子植物の受精と発生
花粉管の中を移動する 精細胞(ホウセンカ) 試料を染色してある。
胚珠のようす(ユリ)

❶  柱頭からは,糖などの養分や水分が混じった液体が出ていて,柱頭についた花粉は,この液体を吸収し花粉管を伸ばす。この液体の濃度は種類ごとに異なり,花粉管が伸びやすい状態になっている。

 発展 

avatar

被子植物以外,たとえば裸子植物もふえ方は同じですか?

いえ,イチョウでは,花粉から精子を出すことが知られています。シダ植物,コケ植物も精子が関わっています。

avatar

生殖のときに精子が関わるのは動物だけでないということです。

avatar

読み取り中...