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※このウェブページは中学校理科3年の学習内容です。<3年p.76>
探究3 結果から考察する
結果
タマネギの根の細胞を顕微鏡で観察すると,図9 のA のように根の先端よりの細胞は小さい。しかし,B ではやや細胞が大きく,Cは縦に長いことがわかる。また,根の先端よりの細胞(A)には,丸い核ではなく,ひものようなつくりが見られる。
考察
- 細胞の大きさをもとにすると,根の先端よりでは,細胞が分かれて数が増えていると考えるのが適当である。細胞は時間がたつと縦に長くなることで根が伸びていくと考えられる。
- 核がなくなって,ひものようなつくりが現れ,それが時間とともに2つに分かれると考えると,根の先端よりで細胞が増えることがうまく説明できる。
このような順番でひものようなつくりが変化していくと考えられます。
ふり返り
細胞が分かれるようすは,根の先端よりでしか見られなかったね。
根に印をつけたとき,印の間隔は,根の先端ではなく,根もとよりで広がっていったね。この観察事実を結果からうまく説明できるかな。