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※このウェブページは中学校理科3年の学習内容です。<3年p.186>
方法
コンピュータの天文ソフトを使って,太陽の道筋を調べてもよいですね。
準備
方位磁針,時計,透明半球,厚紙,油性ペン,セロハンテープ,ものさし,自作の球面分度器
1.透明半球を固定する
厚紙に透明半球と同じ大きさの円をかいて中心を決める。透明半球を厚紙にはりつけ,方位を定めて野外の水平な場所に固定する。
2.透明半球に太陽の位置を記録する
油性ペンの先端の影を円の中心に合わせて印をつけ,時刻を記入する。この操作を1時間ごとに行う。
ペンの先端の影を中心に合わせると,右のように,透明半球につける印は,半球の中心に観測者がいると考えたとき,観測者から見た太陽の位置と一致します。
注意!! この図は考え方の説明である。実際に半球の中心で観測をするわけではない。
3.太陽の位置を曲線で結ぶ
① 観測した点をなめらかな曲線で結ぶ。その線を透明半球と厚紙が交わるところまで延長する。
② ①の曲線で,太陽の高さ(太陽高度)が最も高くなったときの角度を球面分度器ではかり,印をつけておく。