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※このウェブページは中学校理科3年の学習内容です。<3年p.190>
2 太陽の1年の動き
p.187探究5の継続観測を行うと,太陽の道筋は季節によって大きく異なることがわかる(図12)。
日本では,太陽の南中高度は夏至の日に最も高く,冬至の日に最も低くなる(図13)。また,昼の長さは夏至の日に最も長く,冬至の日に最も短い。春分の日と秋分の日には,昼と夜の長さはほとんど同じになる(図14)。
季節による昼夜の時間のちがいは,図15のような方法で,太陽の道筋のちがいは図18のような方法で確かめることができます。
(a)ある年の日の出の位置の変化
(b)太陽の道筋の季節変化
図12 季節による太陽の変化(東京)
❶ 太陽の白色光は,空気中の分子にぶつかり,白以外の色の成分が発生する。これを光の散乱という。昼間は,青色の成分が多く散乱するため,空は青く見える。太陽の光が地平線近くから地面を照らすときは,空気を通過する距離が長く,この条件では赤い光が散乱して残りやすくなるため,空が赤く見える。