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※このウェブページは中学校理科3年の学習内容です。<3年p.208>

2|金星の満ち欠け

 太陽のように自ら光をはなつ天体(恒星)は,たがいの位置関係を変えることなく,1日や1年を周期に規則正しく動いて見える。一方,金星の位置を何日間か観測すると,星座の間を動いていくように見える(図7)。

 金星は,時期によって,太陽の東側に見えたり西側に見えたりする。太陽の西側に見えるときは,明け方の東の空に太陽よりも先に昇ってくるために明けの明星となる。太陽の東側に見えるときは,太陽が沈んだあとの西の空に残って見えるためによいの明星となる(図8)。また,真夜中には見えない。

恒星は地球から非常に遠く,地球上から見たとき,たがいの位置が変わらない。恒星の集まりを背景と考えたとき,惑星は比較的地球に近いため,惑星の公転は背景に対する ずれとして見える。

図6 惑星の見え方

2019年2 月12日5時

2019年2 月18日5時

天の川に対する金星の位置が変化している。

図7 星座の間を動いていくように見える金星(明けの明星)

2014年3月28日5時(明けの明星)

2013年11月18日17時(よいの明星)

時期によって,金星が見える時刻も方位も変化する。

図8 明けの明星,よいの明星

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