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※このウェブページは中学校理科3年の学習内容です。<3年p.223>

風力発電

発電方法:風の力を利用して発電機につながるプロペラを回して発電する。

長所:発電中に廃棄物や排出ガスが出ない。

短所:風の強さによって発電量が左右される。これだけでは常に一定の電力が確保できないため,ほかのしくみの発電方法と組み合わせて使う必要がある。

風力発電(愛媛県伊方町)

バイオマス発電

発電方法:植物などの生物体(バイオマス)の有機物を発電の燃料として利用する。木くずから固体燃料をつくったり,稲わら・木くず・古紙などからエタノール(液体燃料)をつくったりもする。また,生ごみや家畜のふん・尿からメタンガス(気体燃料)をつくる方法もある。

長所:ごみや家畜の排せつ物など,捨てていたものを資源として活用できる。カーボンニュートラルといえる(→p.234)。

短所:資源が広い地域に分散しているため,収集・運搬・管理に費用がかかり,小規模な設備になりがちである。

バイオマス発電所(愛知県豊川市)

小水力発電

発電方法:特に規模の小さい,または出力が小さい(主に1000kW以下)の水力発電のことで,小河川・用水路・側溝・水道などの水流で水車を回して発電する。

長所:ダムなどの大規模工事が必要なく,自然環境への負荷が小さい。小さな水流でも発電できるので,工場・ビル・上下水道施設などでも発電可能。天候等による発電量の変動が小さい。

短所:機器の手軽さに対して,法的手続きや水を利用する権利などが複雑である。

小さな川に発電機を設置する

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