【オゾン層,数十年後には完全に回復する見通し】
地球の成層圏のオゾン層は,宇宙からの有害な紫外線を吸収して生物を守ってくれています。しかし,人間が使用した「フロン」などの化学物質がオゾンを破壊したため,北極や南極上空などでは,オゾンが極端に薄い「オゾンホール」と呼ばれ …
地球の成層圏のオゾン層は,宇宙からの有害な紫外線を吸収して生物を守ってくれています。しかし,人間が使用した「フロン」などの化学物質がオゾンを破壊したため,北極や南極上空などでは,オゾンが極端に薄い「オゾンホール」と呼ばれ …
毎年5月22日は「国際生物多様性の日」です。日本国内でもさまざまな生物が絶滅の危機にありますが,2020年にその中の1種・オガサワラシジミの飼育下での繁殖が途絶したニュースを,今回改めてご紹介します。 小笠原諸島には多く …
「ゴーストフィッシング(幽霊漁業)」とは,海に捨てられた漁網やカニかごなどによって,意図しない水産物の捕殺が引き起こされることを指します。このたび,弘前大学の研究グループが,海に捨てられた廃タイヤによってもこの「幽霊漁業 …
飼育している魚の扱いについて,「飼育している魚を放流しないでください」という啓発画像が環境省中国四国地方環境事務所より公開されました。 近年理解度が上がっている国外からの外来種だけでなく,国内の在来種であっても,人の手に …
進化論の父・ダーウィンは,「帰化に成功する外来種は,その土地に適応した在来の植物と近縁であると予測したいが,実際にはそうではないことが多い」ということを述べました。これは「ダーウィンの難題」と呼ばれています。 この難題に …
「不思議の国のアリス」から「ドラえもん」まで,さまざまな物語に登場する飛べない鳥・ドードー。人間が絶滅に追いやった鳥として,最も有名な種のひとつといえるでしょう。 ドードーは16世紀の末に発見されたものの,乱獲などによっ …
2016年~2021年に全国2000人以上のボランティアによって行われた調査から,日本の鳥類の生息や繁殖などの現状が明らかになりました。この調査は1970年代に第1回,1990年代に第2回が行われ,約20年ぶりの今回が第 …
生態系への影響が深刻な外来種であるアメリカザリガニとアカミミガメ(ミドリガメ)について,新たな個体の輸入や販売,野外への放出を禁じる規制がはじまりました。 この2種は現在も広く家庭などで飼育されており,飼育に許可申請が必 …
地球温暖化の原因として,まず名前が挙がるのは二酸化炭素ですが,二酸化炭素に次いで大きな影響があるとされるのが,メタンです。このメタンについて,メタンガスが大量に排出されている場所を国際宇宙ステーションから観測し,50か所 …
「レッドデータブック」とは,絶滅の危機に瀕している野生動植物の名前を掲載し,その危機の現状を訴え,個体や生息地などの保護・保全活動に結びつけようという目的で出版される報告書です。 日本全国版以外に,各都道府県版も発行され …
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