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※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.27>

 花の形は種類によってちがう❶が,一般的なつくりは決まっている(図8(a))。花の中心にめしべがあり,めしべを囲むようにして,【おしべ】,【花弁】,【がく】の順についている。めしべの先端の部分を【柱頭】,柱頭の下の細くなった部分を花柱,めしべのもとのふくらんだ部分を【子房】という(図8(b))。子房の内部には【胚珠】という小さな粒が見られる。おしべの先端の袋状の部分はやくといい,やくの中に花粉がある。

 花粉が柱頭につくことを受粉という。受粉すると,子房やその内部の胚珠はやがて大きく成長し,子房は【果実】に,胚珠は【種子】になる(図8(c))。このように,種子をつくるグループを分類して【種子植物】といい,その中でも,胚珠が子房の中にある花をもつグループを【被子植物】という。

受粉が起こり,種子ができる しくみは3年生でくわしく 学びます。

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図8 被子植物の花のつくりと果実や種子のでき方(アブラナの例)

❶ ヘチマのように,めしべがあっておしべがない雄花,おしべがあってめしべがない雌花をつける種類もある。このような花を「単性花」という。また,アブラナやサクラのように,花弁が1枚1枚離れている花を「離弁花」という。ツツジやアサガオのように,花弁のもとがつながっている花を「合弁花」という。

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