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※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.115>
私たちは,物体を大きく見るために凸レンズを使うことが多い(図30(a))。しかし,凸レンズで遠くの物体を見たときは,物体の見え方が変わる(図30(b))。
このような凸レンズの性質は,図29のような光線の作図で説明することができる。この決まりを科学的にどのように探究できるだろうか。
探究3 凸レンズによる像
気づき
図29では,凸レンズを上下させると,像のでき方がかわったね。机に近づけていくと,あるところで像がぼやけたよ。
どの凸レンズでためしても同じみたい。これも凸レンズによる像のでき方の決まりが関係しているのかな。
課題
凸レンズによってスクリーンにできる像は,光源・凸レンズ・スクリーンのそれぞれの距離とどのような関係があるか。
仮説
物体の見え方に関係しているのは,物体と凸レンズの距離かな?それとも,物体と目の位置かな。
もっと細かく条件を分けられないかな。
像がぼやけるときや逆さまになるときは,それぞれ決まりがあるのではないかな。
計画
凸レンズと光源の距離を変えて,そのときの像を調べよう。
凸レンズと光源の距離をはかりながら確かめたいな。どんな道具が必要だろう。
像は逆さまに見えることもあるよね。「どのような向きに見えるか」がわかるように,光源を工夫したいな。ただの丸いライトでは,像の向きの変化がわからないからね。