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※このウェブページは中学校理科2年の学習内容です。<2年p.119>

 感覚器官

 ヒトの場合,光の刺激は目でとらえ,空気の振動は耳❶で,空気中の物質は鼻で,食物中の物質は舌でとらえる。皮膚は,温度や圧力などの刺激をとらえる(図32)。こうした周囲からのはたらきかけ(刺激)を受け取る器官を【感覚器官】という。

 刺激を受け取るしくみ

 それぞれの感覚器官には,刺激を受け取るための特別な細胞【感覚細胞】があり,脳から伸びてきている神経とつながっている。感覚細胞が刺激を受け取ると,刺激は信号に変えられ,神経を通して脳などに伝えられる。信号が脳に伝えられると,光や音,においなどの感覚が生じる。

視覚
(a)目のつくり 目に入った光は,網膜の上に像をつくる。網膜には光をとらえる感覚細胞が集まっている。
聴覚
(b)耳のつくり 音は空気の振動として伝わり,耳の奥にある鼓膜を振動させる。
聴覚・味覚
(c)鼻と舌のつくり  鼻の奥には, 空気中の物質をとらえる感覚細胞 がある。舌には食物中の物質をと らえる感覚細胞がならんでいる。
触覚
(d)皮膚のつくり 皮膚の中も外界のさまざまな刺激を受け取るところが分布している。

図32 感覚器官

❶ 耳には,からだの傾きや回転を把握するはたらきもある。

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