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※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.127>

 音源の振動の幅を【振幅】という。音の大小は,音源の振幅の大小によって決まり,振幅が大きいほど大きな音になる。

 1秒間に音源が振動する回数を【振動数】といい,単位はヘルツ(記号Hz)❶である。音の高低は音源の振動数で決まり,振動数が多いほど高い音になる❷(図8)。

図8  物体の振動と1回の振動

波形のグラフの見方

グラフの横軸は時間を表し,縦軸の波の高さは振幅を表す。大きな音ほど波の高さが高くなり,高い音ほど一定時間の波の数が多くなる。

図9  オシロスコープで表した音さの音の波形

図9のような波形のグラフから,振動数の値を計算することができる。たとえば,右の場合,振動している数を1秒間あたりになおすと,6回 ÷ 0.1秒 = 60回/秒, つまり振動数は60Hzである。

図10 振動数の具体的な計算

60Hzを表した図10に対して,30Hz,120Hzがどのような波形になるか,考えてみましょう。

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❶ 1秒間に20回の振動ならば,20Hzと書く。

❷ 同じ長さの弦の場合,弦を強く張るほど振動数が多くなる。同じ強さで張った弦ならば,弦が細いほど振動数が多くなる。

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