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※このウェブページは中学校理科2年の学習内容です。<2年p.10>

1|化学変化と原子

1 物質の変化

 中学校1学年では,物質の性質を「粒子のモデル」で考えた。たとえば,ロウの粒子,エタノールの粒子,砂糖の粒子,酸素の粒子…というように,粒子のモデルは,物質の性質を説明するときのよい方法である。

 ただし,この粒子のモデルでは,まだ説明できないこともある。たとえば,小学校から中学校1学年までの学習で,図2のような物質の変化をあつかってきた。これらの現象をみると,もとの物質とは異なる物質ができたり,もとの物質にはふくまれていなかった物質が現れたりしているように考えられる。

図1 状態変化の粒子モデル

(a)アルミニウムに塩酸を加えたあとの水溶液を乾燥させると,もとの物質とは異なる性質の固体が現れる。
(c)水素が燃えると,水滴ができて試験管の内側がくもる。
(b)有機物を加熱すると,二酸化炭素と水が発生する。
(d)石灰石に塩酸を加えると,二酸化炭素が発生する。

図2 有機物,無機物の加熱

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これらの変化は,粒子のモデルでどのように説明できるでしょうか。

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