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※このウェブページは中学校理科2年の学習内容です。<2年p.81>

 道管と師管

 探究3で染色された部分は,吸収された水が通った管であり,これを【道管】という。植物の茎には,道管のほかにも,葉でつくられた養分が通る管もあり,これを【師管】という。

 道管と師管は何本もまとまって束のようになっており,この部分を【維管束】という(図6)。維管束は,根から茎,葉につながっていて,植物が生命を維持するために必要な物質を運ぶ役割がある。

 植物のからだのつくり

 植物の器官には,根,茎,葉があり,これらの器官がはたらきあうことで,植物のからだ全体に水が運ばれる。また,一般に植物の茎はかたくしっかりしていて,根とともに植物のからだを支えるはたらきもある。

一般に双子葉類の茎の断面では,水の通り道が輪状にならんでいる。一方,単子葉類の茎では水の通り道が全体に散らばっている。

図5 茎のつくり

図6 ホウセンカの茎のつくり 

写真は茎の切片で,道管を染色してある。

道管の壁は,もともと丈夫な細胞壁が, さらに厚くなってできています。

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