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※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.32>

 葉脈

 葉にあるすじを【葉脈】という。アブラナなどのように網目状になっている状態を【網状脈】,イネなどのように平行にならんでいる状態を【平行脈】という(図19)。

アブラナの平行脈

イネの平行脈

図19 葉脈のちがい

 根のつくり

 アブラナなどは太い根【主根】を中心にそこから細い根【側根】が数多く出ている。一方,イネなどは,主根がなく,だいたい同じような太さの根【ひげ根】が数多く出ている(図20)。

アブラナの根

イネの根

図20 根のつくりのちがい

 子葉

 植物の種子の中でつくられる最初の葉を【子葉】という。アブラナなどは子葉が2枚であり,一方,イネなどは子葉が1枚である(図21)。

 一般に,網状脈をもつ種類は,根が主根と側根に分けられ,子葉は2枚である。一方,平行脈をもつ種類は,ひげ根をもち,子葉は1枚である。このように,被子植物は2つのグループに分けることができる。

アブラナの芽生え

イネの芽生え

図21 子葉のちがい

種子には,デンプンがふくまれていて,これが発芽のときの養分になります。

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