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※このウェブページは中学校理科2年の学習内容です。<2年p.205>

 飽和水蒸気量

 空気を冷やすと水滴が現れるのは,空気中にふくむことのできる水蒸気の量に限界があるためである。水蒸気量が最大限になっているとき,空気は水蒸気で【飽和】しているといい,そのときの水蒸気量を飽和水蒸気量という。【飽和水蒸気量】は,表1のように,空気1m³当たりの水蒸気の質量で表し(単位 g/m³)❶,温度が高いときほど大きく,温度が低いときほど小さい。

表1  飽和水蒸気量
図15 飽和水蒸気量のグラフ

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気温が高いほど,空気中にふくむことのできる水蒸気量が大きくなるんですね。
図15のグラフで,30℃と10℃の飽和水蒸気量を比較すると,3倍以上もちがいます。
30℃の空気には,10℃のときの3倍以上の水蒸気をふくむことができるということですね。

ふりかえり
飽和水蒸気量の考え方は,1年生で学んだ溶解度と似ています。

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あれ?
溶解度曲線と飽和水蒸気量の曲線を比較して,同じように考えられるんじゃない?
そうすると,気温が下がって,空気中にふくみきれなくなった水蒸気が,水滴になって現れるのかな?
探究4の結果が説明できそう。

❶ 「/m³」は「1m³当たり」という意味である。

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