みなさんの住んでいる地域に,『底なし沼』などとよばれている場所はないでしょうか?『底なし』という語は,非常におどろおどろしく,またその一方で,何とも言えない魅力的な響きのある表現ですが,『底なし』の底を実際に調べる調査がこのほど行われました。気になるその深さは,果たしてどれほどだったでしょうか?
三重県名張市にある赤目四十八滝渓谷には,『底なし』とよばれる滝つぼがあります。今回,渓谷の環境保全を行うNPO法人によって,水深を測る初めての潜水調査が行われ,底なしとよばれている竜ケ壺をはじめとする4つの滝つぼの深さが直接測定されました。その結果,竜ケ壺の実際の深さは6.5mで,それ以外の滝つぼの水深も,最大で7m程度であることが判明しました。6.5~7mは,おおよそ2階建ての一般的な住宅の高さと同程度ですが,これを深いと感じるでしょうか,浅いと感じるでしょうか?
今回の調査では,水深だけでなく,川魚などの水生生物の生息状況も確認されました。これらの情報は,地元の水族館の今後の展示に活用される予定とのことです。
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