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※このウェブページは中学校理科3年の学習内容です。<3年p.16>

2|力の合成・分解

 一直線上にある2力の合成

 水中の物体の浮き沈みは,浮力と重力の2力がつり合わず,上向き,または下向きの力が発生することで起こる。1つの物体が2力を受けているとき,この2力は,同じはたらきをする1つの力におきかえることができる。2力を1つの力におきかえることを力の合成といい,合成された力を合力という。

 2力が一直線上にあり,同じ向きの場合は,合力の大きさは2力の和になる(図11(a))。逆に,2力が一直線上にあり,反対向きの場合は,合力の大きさは2力の差になる(b)。特に,2力がつり合っている場合は,合力の大きさは0である(c)。

図中の「合力」は(a),(b),(c)それぞれの場合の合力の大きさとする。「A」,「B」はそれぞれ力Aと力Bの力の大きさとする。

図11  一直線上にある2力の合力を調べる

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(b)のように向きが反対の力は,数直線の正と負で考えるといいね。1年生の数学で学んだね。

1年生の理科で学んだ「2力がつり合って物体が動かないとき」というのは(c)のことだね。

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① 2つのばねばかりで,力の大きさが異なるようにして,同じ方向に輪ゴムを引く。伸ばした輪ゴムの端をO点として印をつけ,2つのばねばかりの示す力A,Bの大きさを調べる。

② 1つのばねばかりで輪ゴムを引き,①と同じO点まで伸ばして,力Cを調べる。

図12 一直線上にある2力の合成

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