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※このウェブページは中学校理科3年の学習内容です。<3年p.121>

 電解質と非電解質

 塩化水素や塩化ナトリウム,塩化銅などは水に溶け,その水溶液には電流が流れる。一方,砂糖やエタノールなどは水に溶けるが電流は流れない。水に溶けたときに電流が流れる物質を電解質といい❶,水に溶けたときに電流が流れない物質を非電解質という。

 電解質を溶かした水溶液に電流を流したときの電極の変化について,どのように科学的に探求できるだろうか。

 探究2   塩化銅水溶液の電気分解
気づき

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探究1で塩化銅水溶液に電流を流したとき,電極のまわりが黄色くなったり,気体が発生したりしたよ。これは何が起こっているんだろう。

図4 塩化銅水溶液の電気分解のようす

2年生で水の電気分解を行いましたね。図3(b)も電気分解の一種です。また,塩化銅の化学式はCuCl₂です。これをもとに考えてみましょう。

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課題

塩化銅水溶液を電気分解しているとき,水溶液の中では何が起きているか。電極に現れる物質から考える。

仮説

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水の電気分解では,陽極からは酸素,陰極から水素が発生したよ。塩化銅水溶液も何かに分解されるのかな。

電極は電気を帯びているんだよね。どちらが+で,どちらがーだったかな。

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電極を入れかえたら,発生する物質も入れかわりそう。これを,原子が帯びている電気で説明できないかな。

計画

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まずは探究1と同じように,電気分解を行えばよいね。

発生する気体の予想をもとに,安全に気をつけて実験しよう。

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電極から現れる物質を確認する方法を思い出そう。

❶ ぬれた手で電化製品にさわると感電する危険があるのは,手の汗や水道水にも電解質がふくまれているからである。

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