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※このウェブページは中学校理科3年の学習内容です。<3年p.125>

 電気泳動

 探究2のように,電解質の水溶液に電圧をかけて電解質を分解する方法を電気分解という。また,図8のように,水溶液中の物質が電圧をかけたときに移動する現象を電気泳動という。

 探究2の電気分解では,陰極側に塩化銅水溶液中の銅が引きつけられ,陽極側に塩素が引きつけられている。このことから,水溶液中の銅は+の電気を帯びており,塩素は−の電気を帯びていることがわかる。また,図8の電気泳動では,青色のしみ(+ の電気を帯びた銅)が陰極側に動くので,水溶液中に+の電気を帯びた粒子があることがわかる。

 このように原子が電気を帯びたものをイオンという。

クルックス管内で曲がる電子線のようす。電子は−の電気を帯びているため,陽極に引かれ,陰極とはしりぞけ合う。

図7 引き合う電気,しりぞけ合う電気

電気を帯びた塩素原子は色を示さないので図8の実験では確かめられませんが,陽極側へ動いています。

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① スライドガラスに食塩水(1%)をひたしたろ紙を置き,クリップではさむ。クリップはできるだけ深くかませる。
② 電源装置につなぎ,10Vの電圧をかける。

③ 細く切ったろ紙に,塩化銅水溶液(20%)をひたして,ろ紙にのせる。

④ 数分間,ろ紙の色の変化を観察する。

図8 塩化銅水溶液の電気泳動

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