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※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.38>
3 脊椎動物の分類
脊椎動物は,卵生や胎生などのちがい,呼吸のしかた,からだのつくり,皮ふのようすなどにより,魚類,両生類,は虫類,鳥類,哺乳類に分類される(図3)。
一生を水中で生活する魚類
例:アジ,ヤマメ,サケなど。
子のうまれ方:かたい殻のない卵を水中にうむ。子は自ら食物をとる。
呼吸のしかた:えらで行う。
からだの表面:うろこでおおわれている。
水辺から離れられない両生類
例:イモリ,カエル,サンショウウオなど。
子のうまれ方:かたい殻のない卵を水中にうむ。卵からかえった幼生❶は水中で生活し,自ら食物をとる。幼生は,えらがあることなど魚類と似た特徴をもつが,やがて姿が変わり,成体になる。成体は4本のあしで歩いて陸上でも生活できるようになるが,多くは水辺から離れずに生活している。
呼吸のしかた:幼生はえらや皮ふ,成体は肺や皮ふで呼吸する。
からだの表面:粘液でおおわれていて,常にしめっている。
図3 脊椎動物の分類と特徴
❶ 成体とは,からだのしくみが子を残せるようになった状態をいう。卵からうまれたときの姿が成体と大きく異なる場合,その時期の姿を幼生といい,幼生から成体に姿が変わることを変態という。