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※このウェブページは中学校理科2年の学習内容です。<2年p.174>
4 交流と直流
私たちが家庭のコンセントなどから利用する電流は,電磁誘導を応用してつくられている。この電流は,電流の向きが短い時間間隔で交互に逆になることをくり返している。このように,周期的に向きが変わる電流を【交流】という。
交流では,電流の向きが一度変わって,またもとにもどるまでを周期という(図23(b))。また,1秒間当たりの【周期】の回数を【周波数】といい,単位は【ヘルツ】(記号Hz)である❶。
これに対し,乾電池の端子には+極と−極があり,乾電池をつないだ回路では,電流の向きが一定である。このように,向きが常に一定の電流を【直流】という。
図22 発光ダイオードで見た直流と交流
オシロスコープを使うと,電圧の大きさや向きが変わるようすをグラフとして見ることができる。
オシロスコープでみた交流は,探究6の結果をグラフにした図20と似ているね。探究7では,交流をつくっていたんだ。
❶ 日本では,発電所から送電される交流の周波数は,東日本が50Hzで,西日本が60Hzである。