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※このウェブページは中学校理科2年の学習内容です。<2年p.202>

2|空気中の水

 凝結

 空気には水蒸気がふくまれていて,空気の温度が下がるとともに水蒸気が水滴になる。たとえば,冬の朝などに,部屋の窓ガラスに水滴がつくことがある。これは,外の冷たい空気によりガラスが冷やされ,そのガラスに接した室内の空気も冷やされて,空気中の水蒸気が水滴に変わったためである(図11)。

 水蒸気が冷やされて水滴に変わることを【凝結】という。空気を冷やしていったとき,水蒸気の凝結が始まるときの温度を,その空気の【露点】という。

 このようにしてできた小さな水滴など❶が集まって空気中にただよっている状態が,上空に浮かんでいる雲である(図13)。小さな水滴の集まりが地上に接している場合は霧とよばれる。

図11 窓ガラスにつく水滴

気体の水である水蒸気は目に見えない。湯気は液体の水の粒であり,目に見える。

図12 水の状態変化
図13 雲や霧をつくる水滴や氷

❶ 気温が低いときは氷の粒になっていることもある。

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